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特集

特集・エコロジー&ナチュラル——肌・環境への優しさ、魅力どうアピール

2014年4月14日

製品出荷増もプラ使用量は減

 

 自然派化粧品は機能強化し成長

 天然植物原料を主成分としたものや、化学合成成分を配合していない、いわゆる「自然派商材」。衣類用や台所用、身体用の洗浄剤や化粧品など幅広い分野で市場を構成している。
 中でも成長性が高く、今後も堅実な伸びが予測されるのが化粧品の分野。第三者機関の認証を取得したものや、使用原料の大部分にオーガニック素材を用いたオーガニック商材を含めた「自然派・オーガニック化粧品」市場は2010年に8億7000万円、11年に9億3000万円、12年に9億9000万円で推移している。自然派、オーガニックといえば肌への優しさが第一のアピールポイントであるが、最近では、美白やエイジングケアなどの機能を併せ持つものが増え、また、手頃なエントリー価格の商品も目立ち始めている。肌に敏感な人や安心、安全なものを使いたいという消費者に加え、情報感度や美意識の高い消費者も取り込んできた。
 また「ザ・ボディショップ」のような専門店の増加、百貨店やバラエティーストア、ドラッグストアでの展開拡大、ネット通販の定着などで消費者との接点が拡大。成長に拍車を掛けている。
 今後も同商材の認知向上や、主要ブランドの商品拡充、更には男性に対する訴求強化といったアプローチで市場が拡大していくものと思われる。

 

 容器のプラ使用量を各社工夫し減量
 石鹸や洗剤メーカーにとって、容器包装リサイクル法やCSRの観点から、廃棄物の発生を抑える取り組みは、年々重要な課題となっている。花王やライオン、P&Gジャパンなどが加盟する日本石鹸洗剤工業会は、11年度に設定した「15年度までに95年比で容器包装プラスチック使用量を40%削減する」という第2次計画の目標を初年度に達成、翌年度もクリアした。
 12年度の対象製品の出荷量は前年同期比5・8%増えたのに対し、プラスチック使用量を軽減できたのは、製品のコンパクト化や詰め替え、付け替えの商品がより浸透したことなどが挙げられる。
 昨年度の事例をいくつか挙げると、P&Gジャパンの「ボールド」、「アリエール」は、粉末洗剤の蓋を留めるためのポリプロピレンのシールを、蓋のデザインを改良することで廃止した。花王は「アジエンス」のボトルの肉薄化とキャップの小型化で樹脂量を削減した。ライオンの「クリニカアドバンテージハブラシ」は、ブリスターパックのフィルム台紙を紙台紙に変更、牛乳石鹸共進社は「カウブランド無添加メイク落としミルク」の詰替用を発売した。

 
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