TOP > 掲載企画特集2014年洗顔料・化粧石鹸

特集

特集・洗顔料・化粧石鹸——便利な泡タイプが人気

2014年3月24日

大人ニキビ対応もカギ

 

 肌の手入れの基本ステップである洗顔。ヒリヒリするなど肌が不安定になりやすい春先は、基本の手入れを見直すタイミングでもあり、今シーズンも洗顔料が注目を集めている。時短ニーズや肌への優しさから泡タイプの人気が継続している他、アクネケア製品の投入も目立つ。各社の注力製品を取り上げる。


 市場は順調に推移/まとめ買い需要も
 経済産業省の化粧品出荷統計によると、「洗顔クリーム・フォーム」の昨年一年間の累計は個数1億5450万2000個(前年同期比103・3%)、金額518億900万円(同104・9%)で、個数、金額共に前年実績を上回った。今年1月についても個数が同122%、金額が同117・8%と2桁増で好調を維持している。一方で「消費増税前のまとめ買い需要に対応して2〜3月の出荷は例年の2〜3割増になっている」(メーカー)などの声も聞かれ、4月以降の反動という懸念材料を内包している状態ではある。


 有力ブランドが刷新/アクネケア新投入も
 セルフ流通の有力ブランドの刷新も、市場に活力を与えている。ユニリーバ・ジャパンは昨年7月、「ダヴ」の洗顔フォーム全品に新保湿成分を配合してリニューアル。花王は今年2月「ビオレ」の「モイスチャー」など3品を、洗浄力をキープしたまま洗浄成分量を約1割低減し、肌に優しい処方へ一新した。
 「前年比で15%近い伸びを見せている」(クラシエホームプロダクツ)というアクネケアカテゴリーについても、新製品の投入が活発だ。クラシエホームプロダクツは「肌習慣」に3月から「アクネケアシリーズ」を追加。花王は「ビオレ薬用アクネケア」を新成分配合で改良、「メンズビオレ泡タイプ薬用アクネケア洗顔料」を新たに投入した。調査会社の富士経済によると、アクネケアの医薬部外品市場は緩やかな成長を続けており、2013年は前年比1・4%増の217億円だった。化粧水など他のスキンケア製品についても20代以降の“大人ニキビ”対応製品が好調なため、今後のアクネケア洗顔料の動きが楽しみだ。


 時短と肌への優しさ/泡タイプの人気継続
 セルフ流通の剤型別構成比は「クリームタイプ(チューブ)」が5割強を占めるが、時短ニーズの高まりを受け、ポンプを押すだけで泡立てなくて済む「泡タイプ(フォーム)」の成長が著しく、12年の市場は07年比で約1・5倍に拡大している。
 先述のアクネケア新製品についても「メンズビオレ」(花王)の新アイテムや「アクネケアシリーズ」(クラシエホームプロダクツ)全3品のうち一つが泡タイプ。また資生堂が昨年9月に、素早い泡切れを徹底追求した「洗顔専科スピーディーパーフェクトホイップ」を発売している。
 更に、炭酸ガスを噴射剤に使った炭酸泡の洗顔料も、不要な角質の除去や毛穴の引き締め効果に優れ、美容効果が高いとされて人気がある。比較的価格が高いためバラエティーショップなどでの取り扱いが多いが、ドラッグストア商材でも「白茶泡ムース洗顔」(ロート製薬)はコストパフォーマンスに優れているなど、口コミサイトでの評価が高い。
 有力ブランドの刷新や泡タイプの継続人気、アクネケアの成長など、各社の積極的な商品施策が刺激になり、この春も店頭を盛り上げていきそうだ。

 
1
 
Share (facebook)
 
 
 
記事一覧に戻る
 

サイト内検索

Loading

記事配信中

@COSME

日経テレコン21

日用品化粧品新聞 ダイジェスト版

Facebook

       
  x  
日用品化粧品新聞
 
Share (facebook)