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特集

特集・オーラルケア——PB増で高単価と二極化

2013年11月4日

歯磨き/500円超が2桁伸長

歯ブラシ/PB増で高単価と二極化

 

 景気回復の兆しが見えつつあるといわれながら、日用品業界全体への波及はまだ先と見られる中、オーラルケア市場が堅調に推移している。高齢化や健康志向に伴いケア意識が向上し、高額品の伸びも顕著だ。今後の市場の動きに一段と期待が高まる。


 歯磨きの市場規模は約780億円と推計されるが、使用率の高さから数量ベースでは横ばいだ。しかし、今年に入ってからの伸長率は前年比103〜104%と手堅い。
 この伸びを支えるのが、汎用品よりも高い機能性を訴求する中・高価格帯の商品群。単価250円未満は減少傾向で、500円を超える高価格帯は、主に中高年層のユーザーからの支持が強く2桁伸長を続けている。
 より効果が高いことを訴求する1000円以上のアイテムも、確実にシェアを伸ばしつつある。薬効だけでなく、美白をはじめ歯や口腔内をより美しく見せるための女性向け商材もまた、価格帯にかかわらず人気だ。


 こうした商品の需要は、それまで家族間で同一のものが使われてきた歯磨きが、個々人のパーソナルユースとして使用されるケースが高っていることにもつながっているという。
 中高年層だけでなく若い世代でも、歯ブラシと同じように自分専用の歯磨きを使いたいという要望が増えていることも、市場の伸びを後押ししているようだ。
 ますます進む健康志向、ニーズの多様化など背景に、市場は更に活発な動きを示すことが予想されている。


 洗口液は大容量品のシェア向上
 歯磨きとは対照的に、洗口液については大容量品のシェアが全体の3分の2まで高まり、平均単価が下落している。数量の伸びがあるため市場トータルでは微増で推移しているが、今は2〜3割にとどまる使用率をどう高めていくかも大きな課題だ。
 歯ブラシは、一部の商材で単価引き上げが進んでいるものの、一方でプライベートブランド品など安価な商品も増え、二極化が進んでいる。全体の7割近くが汎用価格帯あるいは中価格帯の歯ブラシを使用しているというデータもあり、高単価品の付加価値を認知してもらい、需要を拡大していくことが求められそうだ。


 歯間ブラシ、フロス、ピックなどのデンタル用品は、ケア意識の高い50代を中心に広がりを見せている。。



 
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