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特集

特集・ボディー&ハンドソープ——新たな切り口で市場活性化

2013年6月24日

高付加価値品で単価アップへ

 

 降雨の少ない空梅雨の後は湿度の高い蒸し暑い日が続き、関連商材の動きが活発化している。汗を掛く季節で需要も高まるボディーソープ、ハンドソープ市場も新たなニーズや潮流が加わって堅調な推移を示しているようだ。


 【ボディーソープ】
 昨年は比較的安定した推移を見せていたが、今年1〜3月の市場は前年割れ、4月から5月に回復傾向が見られるなど、やや上下動の激しい前半の動きとなった。それでも市場規模は約400億円で近年は安定感を示している。
 一昨年は震災の影響でほとんど姿を消していた特売や企画品が、昨年は一気に復活して平均単価を押し下げたが、最近の動向としては多少変化が見られるようになってきた。香りや美容成分、その他の付加価値を訴求する中・高価格帯商品に支持が集まり、市場活性化に貢献している。夏の暑さに対応したクールタイプや、より肌への優しさを追求したスキンケアタイプ、更にパッケージも含めたイメージ訴求の高級志向タイプなど、切り口が増えてユーザーの選択肢も広がり、ひいては市場の活性化と単価アップにつながっているようだ。


 あるデータによると、詰め替え用を中心とした299円以下の商品は全体の5割近くを占めるが、この価格帯は減少傾向にあり、一方で500〜699円、700〜999円といった価格帯は10〜15%増加したと推計される。
 主要な大手メーカー中心だった市場に新規参入する企業も増えてきて、こうした企業が導入する高価格帯アイテムが小売店頭を占有するケースも目立っている。こうした動きもまた、市場の活性化に拍車を掛けている。
 反面、汎用品の価格競争は依然として続いているようで「市場の二極化が進む」(メーカー・マーケティング担当者)と見られている。


 【ハンドソープ】
 震災の影響による特需に追われた一昨年、その後に落ち着いた推移を見せた昨年に続き、今年のハンドソープ市場は好調な動きを続けている。他のカテゴリーが軒並み低迷を強いられた1〜2月、その後の3〜5月についても数量ベース、金額ベース共に二桁伸長を見せており、社会的に一段と清潔・衛生意識が広がっていること、また除菌・殺菌に対する意識も高まっていることを受けて、更に活発な動きにつながりそうだ。


 数年前から主力は泡タイプのハンドソープに移りつつあるが、消費者のニーズとして最近では香り志向も強まりつつある。主要なブランドが複数の香調をラインアップして対応、訴求を強めていることもあり、これまでの汚れ落ちや殺菌力、すすぎ時の泡切れの良さなどに加えて、香りを重視する層が確実に増加している。この点での活性化にも期待が持てそうだ。



 
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