TOP > 掲載企画特集2013年ラップフィルム

特集

特集・ラップフィルム——利益確保へ各社の動き

2013年6月17日

幅広く多面的に展開

 

 昨年から今年に掛けて、ラップフィルム市場では参入メーカーの再編が相次ぎ、環境変化が加速してきている。
 三井化学ファブロとリケンテクノス食品包材事業との事業統合でリケンファブロが新たにスタート、また日本紙パックは日本製紙、日本大昭和板紙、日本製紙ケミカルとの合併で日本製紙紙パック事業本部に、更に日立化成フィルテックの営業・開発部門が親会社の日立化成に移管統合した。


 家庭用ラップの市場規模は約400億円で、ここ数年は横ばいが続いている。大幅な伸びは期待できないものの、1世帯当たりの購入本数が30cm×20mのレギュラーサイズ換算で年間約6本、販売量は年間約3億本と推計されていて、需要の安定性という意味では日用品分野の中でも上位に入る。
 反面、最近は円安の進行で原材料価格の上昇がこれまで以上に懸念されることから、利益確保へ向けた価格是正の動きも見られる。既に値上げを表明したメーカーもあり、今後は流通の理解を求める活動が目立ってきそうだ。


 販売面では、依然として価格安定が命題となっているが、これに逆行する形で中国など海外からの低価格の輸入品も増えつつあり、国内各社は安全・品質安定性を訴求するなどして対応している。
 商品の多様化も目立つが、ラップ単品にこだわらず袋類、調理用シート、容器などをそろえ、調理関連を幅広く捉えて多面的に訴求する動きも活発になってきた。
 こうした動きがラップフィルム市場に良い影響をもたらすことが期待される。



 
1
 
Share (facebook)
 
 
 
記事一覧に戻る
 

サイト内検索

Loading

記事配信中

@COSME

日経テレコン21

日用品化粧品新聞 ダイジェスト版

Facebook

       
  x  
日用品化粧品新聞
 
Share (facebook)