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特集

特集・除湿・カビ取り剤——ジメジメにさよなら

2013年5月6日

新アイテムで活性化に期待集まる

 

 本格的な梅雨シーズンの訪れを目前に控えて、除湿剤、カビ取り剤の市場が活気を帯びてきた。各地の店頭でも品ぞろえの強化が進んでいる。一昨年の東日本大震災による増減、昨年はその反動が日用品分野に影響を与えたが、両市場については比較的堅調な推移を見せた。これを踏まえて今年はどういう動きを示すか。


 ■除湿剤
 防虫剤との関連販売が目立ってきた除湿剤。この数年の市場規模は95〜100億円前後で推移し、安定感を見せている。
 需要を支えるのは、新たな用途開発を促進するアイテム類。新築家屋でニーズが高まるクローゼット用、若い女性を中心に支持を受けるブーツ用、更に布団用も含めて、一方で進む汎用品の低価格化をカバーしている。経済性や環境意識の高まりに対応した詰め替えタイプも着実に伸び、水のたまらないシートタイプも堅調だ。
 メーカー、流通各社は、こうした傾向をくみ取った売り場作りを促進している。店頭での幅広い品ぞろえが買い上げ点数のアップにつながるとして、売り場拡大を図っている。特に上記の新しいアイテムについては取り扱い強化が進む。最近では香り付きの除湿剤まで登場しており、更に多様化するニーズへの対応と新たな提案で、引き続き安定した成長が見込めそうだ。


 ■カビ取り剤
 カビ取り剤の市場規模は除湿剤とほぼ同等の90〜95億円と推計されているが、近年は微減傾向が続いていた。しかし、昨年9月にライオンが発売した「ルックおふろの防カビくん煙剤」がヒットし、その分だけ既存品の動きに影響を与えたものの、市場全体の底上げにつながった。トータルでは2桁の伸びと見られており、更に今後の動向に注目が集まる。
 また、昨年登場したジョンソンの「カビキラー電動スプレー」は、依然として地区限定での展開が続いているが、予想される全国発売以降にどこまで支持を獲得できるか、期待が高まる。
 ただし、大手、中堅の小売業では、この分野でもプライベートブランドを拡大する動きが続いている。本体と付け替え用のセットなど企画品も増える傾向にある。
 需要そのものについては、今後もメーカー各社の需要喚起策が続くことで一定の拡大も期待されるが、機能性や使い勝手、安全性などについても、地道な啓発が引き続き必要になりそう。新たに登場してきた各種アイテムとの関係性も含めて、市場活性化への可能性を探りたいところだ。



 
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