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特集

特集・化粧石鹸&洗顔料——奇麗な肌に導く

2013年3月25日

炭酸など泡タイプの人気上昇

 

 肌の手入れの基本ステップである洗顔。固形石鹸や粉末タイプ洗浄料を長年愛用する人もいれば、近年人気の泡で出てくるタイプを好む人もおり、様々なアイテムが市場をにぎわせている。肌が不安定になりやすい人の多い春先は洗顔料を見直すタイミングでもあり、洗顔料市場が注目を集めている。


 多様化する泡タイプ
 忙しい現代女性の時短志向を受けて1本で乳液やUVカットの役割を果たすオールインワンの化粧水やゲルクリームの人気が続いているが、こうした簡便性を求める動きは洗顔料、クレンジング料でも進んでいる。
 ユニリーバ・ジャパンの調べによると、メーク落としと洗顔を一度にできる“2in1”の市場は継続的に拡大し、中でも、泡立てる手間のない“泡で出てくるタイプ”の洗顔料市場は09年からの3年間で24%成長している。
 泡タイプが人気の理由は簡便性に加え、泡でマッサージするように洗顔すると皮膚をこすらず肌に優しいことや、血行が促進されて美容効果が期待できることが挙げられる。このため「ナイーブクリーム生まれの濃密泡洗顔」(クラシエホームプロダクツ)のように濃密な泡ができることを商品名でアピールする例や、アテンションシールに濃密泡や弾力泡などのフレーズを入れる製品が増えている。
 化粧水成分を加えた高保湿の「Doveメイクも落とせる泡洗顔料」(ユニリーバ・ジャパン)や男性用にきびケアの「メンズビオレ泡タイプ薬用アクネケア洗顔」(花王)なども登場。泡タイプの中でも差別化、多様化が進行している。


 炭酸泡が人気
 更に、美容効果の高い泡タイプとして、炭酸ガスを噴射剤に使った炭酸泡の洗顔料も人気だ。泡の弾力が長続きするためマッサージに適している他、不要な角質の除去や毛穴の引き締め効果も期待できる。
 バラエティーショップでの人気が先行していたが、今春はドラッグストア向け商材にも「アクアモイストヒアルロン酸の弾力泡洗顔」(ジュジュ化粧品)や「白茶冷やし泡ムース洗顔」(ロート製薬)など、注目の新製品が続々登場している。


 お茶石鹸復活へ
 アレルギー問題が起きたため他の製品にも悪影響が出ていたお茶石鹸だが、自然素材であるお茶の人気は根強く、またお茶自体がアレルギーを引き起こしたわけではないことも理解され、人気が復活してきている。
 牛乳石鹸共進社の「自然ごこち茶洗顔せっけん」は売り上げが最盛期の50%程度まで戻り、ロート製薬も「白茶爽」シリーズに「白茶冷やし泡ムース洗顔」を加えてラインアップの拡大を図る積極策に出ている。


 春先は商機多く
 気温差が激しく空気も乾燥している春先は肌が不安定になりやすい。常盤薬品工業が20〜69歳の男女1000人に行った調査によると「春だけ肌が敏感・不安定」16・0%、「春にひどくなる人」10・7%で「1年を通して肌が敏感・不安定」16・2%を合わせると4割以上の人が春先の肌が不安定だと答え、かゆみや肌の突っ張りを感じ、赤みやにきびが出るなどの症状を自覚している。
 こうしたトラブルは肌の手入れを見直すきっかけになりやすく、春先は洗顔料やクレンジングのアピールに適したシーズンともいえる。クレンジング料は、メークの濃さや肌質に応じてオイルやクリーム、ジェル、ウオーターなど多様な剤型から選ぶ人が多く、差別化が図られやすかったが、洗顔料も泡タイプの中で更に多様化が進むなどバラエティー感が増しており、この春も店頭を盛り上げていきそうだ。



 
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