TOP > 掲載企画特集2013年ウエットシェービング(春)&除脱毛(日用品・化粧品編)

特集

特集・ウエットシェービング(春)&除脱毛——高機能化で市場成長

2013年2月4日

肌への負担軽減を訴求

 

 長らく減少傾向が続いていたウエットシェービング市場。しかし、大型新商品が相次いで登場したことで好影響が見られつつあり、12年は男性用ホルダー・替え刃が市場をリードする形でプラス成長を見せた。好調を持続するため、各社では肌への優しさをうたうカミソリ製品の投入や、新ブランドキャラクターの起用、人気アニメとのコラボレーションなど様々な施策を展開しており、市場の活性化に努めている。(安藤大輔)


 男性用ホルダー・替え刃が市場をリード
 10年、11年とも約570億円と横ばいで推移していたウエットシェービングの市場規模。12年は約585億円とプラス成長を記録した。この要因は、シック・ジャパンの「シックハイドロ」、P&Gジレットの「ジレットフュージョンプログライド」といった大型の新商品が近年、相次いで登場したこと。その影響で、市場で約40%の構成比を持つ男性用ホルダーと替え刃が好調に推移、ホルダーの購入者が順調に替え刃を購入するという動きが進んでいる。
 また、振動機能を持つパワータイプなどの高機能製品が登場したことで、単価アップを促進。現在は、振動機能を持たないマニュアルタイプが8割、パワータイプが2割という構成比となっているが、パワータイプは一度使うと使い続ける傾向が強く、振動が刃に伝わることで、ひげをカットする際の肌への負担を和らげることから高まりつつあるスキンケア意識とも合致するため、今後、その比率がますます高まっていくことが予想される。また、男性用ディスポーザブル(使い捨てタイプ)においても多枚刃などの高機能化、単価アップが進んでおり、微増で推移している。


 スキンケア意識の高まりで注目のシェービング剤
 フォームタイプ、ジェルタイプなど様々な剤型のアイテムが登場しているシェービング剤。前述したように、若者を中心にユーザーのスキンケア意識が高まっていることから、肌へ負担を掛けないシェービングをより訴求するため、各メーカーでは積極的なプロモーションを実施する。シェービング剤の使用率は50%ほどにとどまるため「伸びしろはまだあると見ている」と話す関係者も多い。各社共にテレビCMやホルダー製品とのセット販売を行うなど、積極的なプロモーションに力を入れており、更にカミソリメーカー以外の企業からも新商品が続々と登場。注目度は確実に増してきており、今後の展開に注目が集まる。


 高機能タイプが成長する女性用カテゴリー
 女性用カテゴリーは「しっかりと剃りたい、肌をケアしたいというニーズの高まりを受けて、その点を訴求した商品が受け入れられている」(メーカー担当者)ことから、ホルダー・替え刃がプラスで推移。ディスポーザブルタイプはホルダー式に移行する傾向が強く、減少しているものの高機能製品の伸長で下げ止まりつつある。


 市場拡大へ各社積極的に施策展開
 「大型新商品が出ることで注目が集まり、市場が活性化する傾向が強い」(同)というウエットシェービング市場。12年から13年にかけても、フェザー安全剃刀の男性用ホルダー「サムライエッジ」などが登場し、市場の活性化に一役買っている。また、シック・ジャパンがアイドルグループ・関ジャニ∞の錦戸亮、P&Gジレットが元プロテニスプレイヤーの松岡修造、フェザー安全剃刀がアイドルグループ・NMB48をブランドキャラクターとして起用。貝印はアニメ制作会社・竜の子プロダクションとのコラボレーショングッズを展開している。これら積極的なプロモーション活動もまた、ユーザーの認知拡大に大きく寄与している。

 
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