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特集

特集・冬のオーラルケア——付加価値品で市場拡大

2012年11月5日

セルフメディケーション志向が追い風

 

 オーラルケア市場では、引き続き高価格帯の商品群が好調な伸びを示している。高齢化社会の到来、健康に対する関心の高さを背景に、快適な暮らしのために、セルフメディケーションを志向する傾向も徐々に強まり、これが市場を後押ししている。


 歯磨き市場の動向は価格帯により明暗がはっきり分かれている。199円以下の汎用価格帯は前年比90%前後で推移しており、200〜499円の中価格は横ばい。これに対して500円以上の高価格帯は2割近い伸びを示しており、付加価値が高いと判断されたアイテムほど伸びが著しい。メーカーが投入する新製品も、この価格帯を狙ったものが多く、更に市場は活気付きそうだ。


 虫歯ケアはもちろん、認知の高まる歯周病ケア、その両方を兼ね備えたタイプ、あるいは美白、アンチエイジング、トラブルケアなど特定のターゲットに絞って訴求するアイテムも増えている。こうした多様化も、市場活性化に寄与していくと思われる。


 歯ブラシは、平均単価の下げ止まりこそ見られるものの、前年並みの推移にとどまっている。道具であるゆえ、こだわりを持つユーザー層がいる一方、低価格志向の層も一定以上いることが市場規模の伸びにブレーキをかけている。


 成長性に期待がかかる洗口液は、使用率の向上が市場拡大のカギを握るが、ヘビーユーザー向けの大容量タイプが引き続き構成比を高めている。


 その他のカテゴリーでは、歯間ブラシが5〜6%の伸びを見せているが、PB商品も増えて単価が下落する傾向にある。デンタルフロス、義歯関連品は横ばいから微増で推移している。【袖山 洋】

 
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