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特集

特集・家庭用手袋——“極薄”成長で拡大へ

2012年9月3日

付加価値商品も増加

 

 東日本大震災の影響もあり、11年の家庭用手袋市場は微減となったが、今年に入ってからは比較的堅調な推移を見せ、回復傾向にあると見られる。
 日本グローブ工業会の調査によると、11年の家庭用手袋市場は、ゴム手袋がやや伸びを見せたものの、ビニール手袋とニトリル手袋が減少、トータルで前年比98・4%となった。しかし、近年好調な動きを見せる極薄手袋は、単体で10ポイント以上の成長を示し、全体の規模を押し上げた。この分野の中心である使い捨てタイプは、衛生意識の高まりに伴う消費者のニーズ拡大もあって、各社から新アイテムも投入され、売り場を賑わせている。子供用などバリエーションも増え、さらに今後に期待を抱かせる。
 極薄タイプ以外でも、付加価値の高い製品が各社から発売されている。サイズやカラー、デザインはもとより、素材や機能性、使い勝手など、それぞれ工夫を凝らした特長あるアイテムが、流通の支持を集める。
 需要そのものは、家庭用は回復に向かう段階ながら、震災からの復興需要で、いわゆる作業用の製品は大幅な伸びを見せている。これも全体の伸びを支える要因になりそう。
 反面、PB商品や海外からの流入品も増加していることで単価の伸び悩み、あるいは原材料の高止まりに伴うコストアップなど課題もある。更には、未使用者層の開拓、使用年代の若返りなど、市場の継続的な活性化に向けた取り組みも求められそうだ。
【袖山 洋】

 

 

 
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