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特集

ボディーソープ&ハンドソープ

2012年6月25日

限定品で活性化のボディーソープ。泡タイプに注目のハンドソープ。



 どうやら今年も節電意識が高まる傾向にある。これに伴う関連商材の動きが活発化しそうだ。昨年の震災で生活者の購買行動も変化する中で、一時の特需が落ち着いたボディーソープ、ハンドソープの各市場は、いくつかの課題を抱えながらも引き続き堅調な動きが予想されている。


【ボディーソープ】

 近年、約400億円前後で安定した推移を見せてきたボディーソープ市場も、昨年は震災の影響で商品動向に変化が見られた。2011年トータルの伸長率は、数量こそ前年比1〜2%増ながら、金額では5%ほど上乗せになっている。

 震災直後から商品供給がタイトになり、しばらくは特売や企画品の出荷が見送られたことで平均単価が上昇。にもかかわらず、荷動きは活発だったことで、数量の伸びを金額が上回った形だ。年の後半こそ若干の反動があったようだが、年間を通じて数字上では順調な推移を示している。

 今年に入ってからも、1〜3月の伸長率が金額で3%増と比較的堅調だが、本格的な需要期を迎えて、課題もありそうだ。特に小売業では、収益性を重視する傾向が強まる中で、昨年の実績をベースに納価引き下げ、取引条件に対する要求が厳しくなっており、店頭価格の乱れを懸念する声は多い。

 それでも、市場が活性化する可能性は高い。昨年は少なかった企画品の出荷が活発なことに加えて、節電意識が高まる中で、暑い夏を乗り切ることを訴求した季節限定品が各社から登場、あるいは関連商材とのクロスMDも盛んで、より店頭を盛り上げている。売り場に数多く並ぶ香り別のアイテムもますます多様化、消費者の購買意識をくすぐる。

 「天候にも左右されるが、今年も最低2〜3%は伸びるのでは」(メーカー)とする反面「価格競争の再燃も心配」(同)といった状況の中で推移しそうだ。


【ハンドソープ】

 震災の影響で爆発的な需要が発生して対応に追われた昨年から一転、落ち着いた推移を見せている。最終的に2桁近い伸長率を残したが、今年は「家庭内在庫が増えてリピートが遅くなった面はあるが、震災に伴う様々な問題、それ以前の新型インフルエンザ問題から、手指用の消毒液、うがい薬などと共にハンドソープの使用率は徐々に高まっているのでないか」とする見方が強まっている。これが今年も安定した販売につながっているというわけだ。

 商品別では、ライオン、花王の泡タイプなどが店頭を引っ張る形で動いており、牛乳石鹸、アース製薬なども安定した動きを見せれば、ネット通販の人気ランキングではミヨシ石鹸、サラヤ、太陽油脂など自然派が上位に位置して人気を集めている。

 
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