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[業界ニュース]ライオンが北海道で義歯関連品発売

2017年4月17日

 

 ライオンは、義歯(入れ歯)の洗浄と除菌が短時間でできる超音波洗浄器と除菌液を開発、「デントヘルスデンチャーケア」として4月26日から北海道地区限定で発売する。従来のように入れ歯をブラシで磨いて洗浄液に浸漬する方法から、機器に入れるだけで洗浄と除菌が完了する方式を提案し、新たな市場創造を図る。

 これに伴い4月11日午前11時から、札幌市中央区の同社札幌オフィスで発表会を開き、ヘルス&ホームケア事業本部の満武純オーラルケア事業部長が発売の背景、塚原正也ブランドマネジャーが製品特徴や機能について説明した。

 商品は、洗浄機器と除菌液をセットした「デントヘルスデンチャーケア超音波入れ歯クリーンキット」と、別売りの「同超音波入れ歯クリーン除菌液」、更に外出時などに便利な「同どこでも入れ歯洗浄シート」。歯槽膿漏対策に加えて義歯ラインもそろえることで、残存歯の維持を訴求する。

 入れ歯を装着すると、洗浄しても残った汚れなどが関与してう蝕や歯ぐきの炎症、口内炎などになるリスクが高まるとされている。見える汚れをブラッシングで、見えない汚れを洗浄剤に浸漬するという行動は、ユーザーの満足度は高い物ものの、実際には汚れを落としきれないことで、義歯に隣接する残存歯を失うことになったりする。また、洗浄剤への浸漬は、義歯を常時装着している人では使用率が低い上、使用していても時間や手間がかかるというイメージが持たれている。

 「デントヘルスデンチャーケア」は、4万2000Hzの超音波振動で入れ歯の汚れを隅々まで徹底洗浄するのに加え、カビの一種やにおいの原因菌まで5分で除菌が完了できる。歯科医院で行われている方法が自宅でできるもの。これにより、入れ歯を外した後で自分の歯を磨いている間に洗浄と除菌ができ、省力化、時短、清潔度の向上などをもたらすことができる。「どこでも入れ歯洗浄シート」は、外出で水がない場所や人目が気になるような時にもひと拭きで入れ歯を清潔にするシート。 汚れや菌を絡め取るコットンシートを採用。様々な使用場面が想定される。各商品のパッケージには、ブランドのイメージを生かしつつ、部分義歯のイラストを中央にあしらい、義歯のための商品であることを明確に表した。

 今回、北海道限定発売としたことについては、同地区が全国に比べて義歯使用者が多いことに加え、オーラルケア市場に占める売り上げ構成比がハミガキやハブラシは4%なのに対して、義歯洗浄剤では6%と高いことが背景にある。現地でも「新たな生活提案により、売り上げや利益への貢献ができる商品として流通各社からの反応も良い」(塚原マネジャー)という。今後、他地区への展開も視野に入れる。

 コミュニケーション戦略にも力を入れる。マス媒体を活用して、入れ歯を超音波で洗うことを提案して興味を喚起し、店頭ではツールなどを用いて理解をより深めてもらう。ウェブなどでは使用者の声、レビューなどの評価を伝え、購買につなげていく。テレビCM、商品そのものを押し出したものと、歯科医での洗浄方法が超音波によるものであることを紹介するものの2種類を放映する。店頭では、商品を並べるだけでなく、販促物を用いて必要性を説明していく。

 主要なターゲットとして、入れ歯の使用歴が比較的浅いユーザーを設定した。従来よりも優れた方法であることを訴え、新たな使用層を拡大していく。

 ▽デントトヘルスデンチャーケア超音波入れ歯クリーンキット(洗浄器1台+除菌液250ml1本)5000円、同除菌液250ml500円、同どこでも入れ歯洗浄シート20枚380円(4月26日発売)

 

 
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