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[業界ニュース]P&Gジャパン プレミアム化促進で新価値の浸透へ

2017年3月20日

 

P&Gジャパンの2017年6月期上半期の売上高は、前年比1桁台半ばの成長率で推移、下半期に向けても、革新的な製品投入や、組織の変更を通して業界の更なる活性化を目指す。3月14日午前10時30分から、神戸市中央区の本社で、スタニスラブ・ベセラ社長、4月から営業本部長に就任する山田敦氏が近況や今後の戦略などについて説明した。
 
 プレミアムセグメントをリード
 ベセラ社長は今期上半期を総括し、幅広いカテゴリー、ブランドにおいて自社製品が市場全体の底上げに貢献したことを強調。「レノア」「パンパース」「パンテーン」「SK—Ⅱ」「ブラウン」が好調で、中でも昨秋発売の「パンテーン トリートメントコンディショナー」が、コンディショナーにトリートメントの効果を加えた世界初のコンセプトの商品として新市場を創造したと説明した。
 その勢いを加速すべく、下半期の施策として「パンパース」の拡充を筆頭に掲げた。昨年の大幅リニューアルで市場での存在感を強めた「パンパース」だが、プレミアム化を促進することで、更なるファンづくりを目指す。具体的には、パンツの薄さ、吸収性、通気性、柔らかさをアップした他、病産院向けのトップブランドとして、世界で初めて開発した800g未満低出生体重児用を投入。「一般用だけでなく、病産院向けについても、業界のリーダーとして革新をリードしていく。世界初の新製品はその覚悟の現れである」(ベセラ社長)。プレミアムセグメントをリード、創造することで消費者の新たな価値を提供する考えで「アリエール」も、50倍抗菌で部屋干しに対応した「リビングドライイオンパワージェル」、「レノア」は、ワンランク上の価格で展開する「オードリュクス」から初の「アロマジュエル」「ファブリックフレグランス」を投入する。
 東京オリンピックに向け組織力強化
 ベセラ社長は、日本はグローバルな観点から、グループで最も重要な市場と位置づけられていると説明。「社長就任1年半の中で、日本はまだまだ成長できる可能性があることを示せた。今後もファンダメンタルに焦点を当て、消費者には新価値を提供し、流通のパートナー様とは協働でブランドの浸透率や使用率、ユーザーの裾野を拡大する活動を強化する」とした。
 また、重要な項目として、公式パートナーを務める2020年の東京オリンピックの存在を挙げ「流通の方や組織委員会の方たちとともに店頭を盛り上げることで、更なる成長、組織力の強化を図りたい」と意欲を示した。
 卸店、小売店との関係をより強固に
 営業組織体制の変更として、4月から営業本部長に就任する山田氏は、同社入社後、日用品分野での業務を経て、2002年からマックスファクターに移り、4年ほど事業代表を務めた後、シンガポールでアジアの百貨店や免税店の責任者を務め、日本の百貨店の営業ノウハウを生かし「SK—Ⅱ」のアジア展開を進めてきた。
 山田氏は「市場の健全な拡大を、製品のイノベーションを通して得意先様と一緒に図る。その結果、得意先様と弊社の売り上げや利益が伸びるという構造を継続的に推進したい」とした上で「ここ数年間、卸店様、小売店様との関係はより緊密になっており、その関係をより強固にするのが当面の目標である」と述べた。
 更に、営業力の強化策として「デジタルテクノロジーや、グローバルノウハウをどう効率良く使うか。また、他国でもものすごいスピードで伸長しているEコマースのビジネスを日本市場でどう生かすか。そこがポイントとなる」と方向性を掲げた。
 なお、営業責任者を7年間務めた前営業本部長の朝田文彦氏は、シンガポールのアジア本社で、海外に事業展開する日本の小売業やアジア圏の小売業との協働・連携を強化する任務に就く。



 
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